野村不動産HD(3231)増資(新株発行)

条件決定日:6/9-6/12。用途「(借入金の返済など)財務健全性強化+(用地取得など)住宅事業への投資」
昨今の金融危機不況下での大型優良銘柄の増資は前例がいくつかあり、参考にすることができる。いずれも増資後は上昇傾向が強い。…んだぞ、と先輩に言われたが、日経平均自体上がってるのにな…。これは冷え切ったマーケット環境においても投資資金需要がある、ということに対する投資家マインドの向上と、それを背景にした増資後の財務基盤強化や、事業投資への期待によるもの、と考えて良いのかな?

  • MUFG(8306) 12月に417円で公募 : 高値699円(5/11)まで上昇。
  • 野村HD(8604) 3月に417円で公募  : 高値761円(6/2)まで上昇。
  • 東芝(6502) 5月末に333円で公募 : 高値368円(6/2)まで上昇。

野村不動産の増資株が買いだとすれば、ポイントは
1,金融危機下で最も打撃を受けた業種の一つである不動産。その代表的企業の一つである野村不が、新たに積極投資姿勢 : 急落への反発も含め、少なくとも一定の回復幅は見込める。
2,“国策に売りなし”09年度補正予算にて、政府が住宅減税政策。
3,“良い増資”と“悪い増資”がある。今回は事業拡大の為の増資であり、良い増資とする。目下、希薄化懸念での続落という状況も、長期的には上昇幅見込めるのではないか!!ちなみに悪い増資で言うと、増資ではないが、ソフバン(9984)の無担保社債社債(2年)が利率5.10%と半端無い条件で即売り切れたらしい。ただ、用途が「借入金の返済並びに社債の償還資金に充当予定(HPより)」と、明らかに自転車操業である。それに比べると、こういった資本強化には期待が持てる、ということ。

てことでちょいちょいマーケットのこと書いていこうかな!本当、正直よくわからないことばかりだけど…。