文化祭の楽しみ

最近急に寒い。と、毎年言っているような気もするけど、気づけばもう11月。他大より遅いうちの大学の文化祭も近づいてきている。先週は多摩美の文化祭に行ってきた。「SHERBETS」のライブがあったり、出店も結構凝っていたりして、とても文化祭とは思えないような完成度。もちろんお目当ては学生の作品だったんだけど、翔子の妹ふみちゃんの作品をはじめ、本当面白そうなことやってるなーっていう感じだった。作品を見てそれらしいことを言いたいってわけではないけど、ただ突っ立って「すげーなー」とかしか言えない自分が微妙に残念…。だって作ってる側に立ったら最強に面白そうだもんな。
 
まあ他大は置いておいて、うちの大学の文化祭。要はつまらないんだよって話である。まあ自分の大学批判するのも寂しいから言わないけど、どうも文化祭だけは好きになれない。うちの大学はしっぽり日々の生活の中で幸せ感じるタイプだからね。正直。うん。そう、ともかく文化祭は毎年内輪の盛り上がりに終始して終わる。そしてなによりその内輪にも入れていない感満載の俺はなんとも居心地が悪い。そのあたりが原因でなかなか好きになれないのか俺は。そうか。わかった。でもその中で唯一毎年楽しみにしてきたのが、一年生の時にちらっと所属していたジャズ研の演奏だ。これは他大と比べても見応えのあるレベルにある。ジャズ研にいた頃は、毎週金曜日に1年もOBも入り乱れてスタンダード曲をとにかく演奏しまくる「session」を聴くのが個人的には苦痛で(だって単純にヘタな奴の演奏はひどいから。楽器をろくに扱えない俺を筆頭に。)、演奏している目の前で居眠りなどして先輩に嫌味を言われたりもしたが、やはり本番の演奏となるとレベルが違ってとても見応えがある。それが部にとっても一番大きな舞台となる文化祭となれば尚更だ。一年ぶりに聴く彼らの演奏が今からとても楽しみである。ああああ、俺も作品作らなきゃだよなー。
Hermeto Pascoal - Live at Montreux Jazz Festival (1979)