福田首相辞任までの流れ

大学4年生なのに福田首相辞任の構造が全くわからなくて若干危機感を覚えたりしてみた。暇だったので新聞とか見て適当に整理。簡単に調べただけだから勘違いしてるかもだけどな。
今回の辞任に至った大きな流れとしては
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■自民民主大連立構想の頓挫
■ねじれ国会で政策停滞
■支持率低下(日経新聞最新調査:29%)
■時期衆院選への危機感から党内でも福田下ろしへ動く可能性
公明党との対立
■(支持率的に)局面を衆院解散で打開できない以上、どのみち退陣に追い込まれる可能性が高まる状況下で、「政治空白をつくらない一番いい時期」に辞任へ。
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公明党との関係悪化について
野党との対立以外に、時期臨時国会を晩期開催早期解散し、会期を短縮したかった公明党ともいちいち対立。
・なぜ会期短縮?
1,6月の東京都議会議員選挙に重点を置いている為、そっちに集中したい。(公明党の基盤は都市中心)
2,給油法案の3分の2可決阻止(公明党“平和”イメージ。)
3,言論弾圧等で創価学会を提訴した矢野絢也公明党委員長の国会喚問の阻止(野党が求めている。もし喚問が実現し、元公明党委員長という身内から創価学会公明党政教一致体質が暴かれれば公明党、学会支持者減が明らか)

■今後は、首相辞任→内閣総辞職→新首相指名という流れ。今日付の日経新聞朝刊の記事によると

自民党内では、総裁選を通じて同党の支持率が高まり、新首相就任直後か経済対策を盛った補正予算成立を待って、新首相の下で解散・総選挙に打って出るとのシナリオがささやかれている。

また、逆ギレっぽいあの淡々とした発言は

自分の力ではどうしようもできなくなった無念さと、権力にしがみつく醜態をさらすまいとして決断に至った自負心

からか。たしかにここまで動きがとれない状況で支持率が低下し、さらに記者から文句言われたらイラっとするかもな。