河村幹夫

仕事と人生の調理法

仕事と人生の調理法

じいいちゃんにもらった。

答えは簡単だと思う。一言でいえば自助(セルフ・ヘルプ)の精神を持つか持たないかの差である。自分の力で生きようとすれば、会社の外でも通用する能力を持つ以外ない。端的にそれが出るのが自営業とか弁護士(事務所勤めではない)のような専門的職業人だろう。志を高く持って常に自分の能力に磨きをかける、その姿勢こそが金銭では評価されない究極の自分の財産だなあと、この年齢になって改めてつくづくと感じるのである。p142